Blenderでアニメーションの動きをバックグラウンドミュージックと同期させたい。
解決策
Video sequencer
を使ってオーディオストリップを追加し音の波を表示する。
波形や音を確認しながら、ポイントとなる音の位置に、Video sequencer
でマーカーを設定すれば、アニメーションのタイムラインにもそのマーカーが共有される。
このマーカーを利用して、アニメーションのキーフレームのポイントを調整すれば、音に合せて動きを同期できる。
手順
- アニメーションを設定したシーン内で、
エリア
を水平分割し、Video sequencer
を表示 Video sequencer
にオーディオストリップを追加し、バックグラウンドミュージックを選択- オーディオストリップの設定で、
display waveform
を有効にし、音の波を表示 Timeline
のPlayback
をクリックし、表示されるポップアップ画面のsync
項目でSync to Audio
を選択。これにより、タイムラインを再生時に音声の再生を優先し音ずれをなくす- オプションとして、
Playback
ポップアップ画面のAudio Scrubbing
を有効にしても良い。これにより、タイムラインのプレイヘッドを左右に動かした時に該当箇所の音が再生される Video sequencer
内で、波の形や音に合せて、必要な場所にマーカーを配置。Video sequencer
で追加したマーカーは、同一シーンのTimeline
にも共有されるTimeline
やDope Sheet
を使って、マーカーの位置にあわせて、アニメーションを調整Outputプロパティー
のOutput > Audio > Audio Codec
に適切なコーデックを設定。これにより、レンダリング結果に音声を含めることができる- アニメーションをレンダー