GitでGithubの認証情報を何度も入力したくない

2023/11/22

GitHubのリポジトリにPushする度に、毎回ユーザー名とパスワードをgitに入力したくない。(使用環境はmacOS)

いろいろ解決策はあるようだが、今回はgit credential-osxkeychainを利用して、予めGitHubのユーザー名とパスワード(Personal Access Token)を登録しておく。

登録が済めば、GitHubのリポジトリにPushする場合にも、gitコマンドが自動で認証情報を送信するため、ユーザー名とパスワードの入力が不要になる。

gitのcredential.helper設定がosxkeychainであることを確認
```
$ git config credential.helper
osxkeychain
```
git credential-osxkeychain storeで認証情報を登録

事前にPersonal Access Tokenを取得しておく。(取得方法は、個人用アクセストークンを管理する - GitHub Docsを参照)

以下のように、コマンド実行後、host,protocol,username,passwordを入力し、最後に空行を入力する。
```
$ git credential-osxkeychain store
host=github.com
protocol=https
username=ユーザー名
password=Personal Access Token
# 空行(実際は、Enterキーを押すだけ)
```
git credential-osxkeychain getで認証情報の登録状況を確認

以下のように、コマンド実行後、host,protocolを入力し、最後に空行を入力する。すると、登録したusername, passwordが表示される。
```
$ git credential-osxkeychain get
host=github.com
protocol=https
# 空行(実際は、Enterキーを押すだけ)

username=ユーザー名
password=Personal Access Token
```

以下のようにgit credential-osxkeychain eraseを実行し認証情報を削除してから、再度、新しい情報を登録することで認証情報を更新できる。

   $ git credential-osxkeychain erase
   host=github.com
   protocol=https
   # 空行(実際は、Enterキーを押すだけ)

また、git credential-osxkeychainで登録した認証情報は、macOS キーチェーンと連動しているため、キーチェーンを操作して認証情報を更新できる。

キーチェーンから認証情報を更新する方法は以下を参照のこと。

作成日: 2023/11/22