2. Video Editing

この ビデオ編集ドキュメントは 3つの章に分かれており、ビデオ編集プロジェクトの一般的なワークフローを表しています:

  • (1) セットアップ

  • (2) 編集

  • (3) レンダリング

これらのフェーズは、pre-editing、editing そして post-editing と考えることもできます。

(1) セットアップ

単一のビデオの編集を開始する前に、 以下のセットアップが必要です。

  • (1.1) 作業環境

  • (1.2) 特定のプロジェクト

(1.1) 作業環境

作業環境のセットアップには次のものが含まれます:

  • (1.1.1) ビデオ編集ワークスペースのカスタマイズ

  • (1.1.2) いくつかのアドオンのインストール

  • (1.1.3) ユーザー設定の管理

  • (1.1.4) プロキシとキャッシュシステムの調整。

(1.2) 特定のプロジェクト

一般的なプロジェクトには数百のファイルが含まれています。

  • (1.2.1) 論理的でわかりやすいディレクトリ構造

  • (1.2.2) 適切なプロジェクト設定のセットアップ (これにより、ワークフローが改善されます。)

  • (1.2.3) 編集に必要な素材をインポート

(2) 編集

編集フェーズは、以下から構成されます。

  • (2.1) ビデオのモンタージュ

    • (2.1.1) 追加

    • (2.1.2) 選択

    • (2.1.3) 分割

    • (2.1.4) 移動

    • (2.1.5) トリミング

    • (2.1.6) グループ化

    • (2.1.7) ストリップの削除

利用可能なすべてのストリップ タイプの詳細な説明は ストリップの種類 に含まれています。

ラフなモンタージュが完了したら、以下を開始します。

  • (2.2) エフェクトの追加

    トランジションやフェードなどのいくつかの。スピードやマスキングなどのより高度なアニメーション エフェクトも追加できます。これにより、完成直前のタイムラインが表示されます。

  • (2.3) カラー グレーディング(Color grading)

    (訳注) 映像の色彩を補正や、作品のトーンやルックを設定する作業 (参照: Color grading - Wikipedia)

  • (2.4) サウンドの編集

    ただし、作成者によっては、もっと早くサウンドから始める場合もあります。 例 ミュージック ビデオの編集時など。

(3) レンダリング

編集が完了したら、プロジェクトのレンダリングを開始できます。

  • (3.1) コーデックの選択

  • (3.2) コンポジターまたは FFMPEG を使った post-processing (字幕が必要な場合もあります。)

Video Sequence Editor に関する別の章もあることに注意してください。そこでは、タイムラインの移動、ズーム、ナビゲーションなどの基本的なタイムライン操作に関する詳細情報を見つけることができます。また、別の章では、いくつかの Extra Tools について説明します。編集中に必要になるかもしれない、いくつかの便利な Python または FFMPEG スクリプト、ExifTools および MediaInfo に関する情報です。