2.1.5. Directory structure¶
ビデオ プロジェクトは、多くの場合、複数の異なるアセットを組み合わせたものです。それらは 3 つの大きなカテゴリに分類できます。
- ビデオ ファイル
ビデオ クリップ (または Blender-talk のムービー)、写真、グラフィック ファイル (チャート、ロゴなど)、およびマスク、レンズ フレア、アニメーションなどの視覚効果 (VFX)。
- オーディオ ファイル
録音されたダイアログ、ナレーション、音楽、および環境音、シューッという音などの効果音 (SFX)
- プロジェクト ファイル
blendファイルとバックアップ、(部分的な) レンダリング結果、スクリプトやストーリーボードなどのドキュメント。
これらを組み合わせると、つかみどころないファイルの山が急速に形成されます。
これらすべてのアセットを、適切なサブディレクトリを含む 1つのプロジェクト ディレクトリに収集することをお勧めします。
なぜ? 誤ってファイルを削除したり (「ファイルが見つかりません」エラーが発生する)、またはプロジェクトを転送するときに必要なファイルを含めるのを忘れた (「ファイルが見つかりません」エラーが発生する) 可能性が低くするためです。そして何よりも、適切なディレクトリ構造は、アセットの概要を明確に保つのに役立ちます。
参考
Blender は、blend ファイル内にいくつかのファイルを組み込むことができます。 (参照 Packed Data) ただし、ファイル サイズが非常に大きくなる可能性があるビデオ ファイルではこれは機能しません。したがって、プロジェクト ディレクトリに必要なファイルをすべて含めることをお勧めします。
何らかの命名規則を使用してメタデータを追加することもお勧めします。 図 1 は、上記の資産の分類に基づいた考えられる例を示しています。 ディレクトリには、通常のワークフローを模倣するように番号が付けられています。
Figure 1: プロジェクトの構成¶
Blender はまだ Bins (プロジェクト内にのみ存在する仮想ディレクトリ) の概念を実装していません。また、ビデオアセット用の本格的なアセットマネージャーもありません。現時点では、 File Browser を使用することになります。